【サイズ表も】ポスターに一般的に使われる紙の種類や大きさ

【ポスター印刷のサイズと紙の種類】目的に合わせた選び方・ポイント

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本記事では、ポスター制作時のサイズと用紙の目的に合わせた選び方をお届けいたします。

ポスターに使われる紙のルールを知っていますか

丸まったポスターの用紙

室内のみならず、お店の外壁やガラス窓など、屋外にも張り出されることの多いポスター。
日によっては雨風に直接さらされることもあるわけですから、容易には破れたり折れ曲がったりしない丈夫な紙を使用する必要があります。またインパクトあるビジュアルで道行く人の視線を捕らえるのがポスターの目的であり役目ですから、パンフレットや雑誌などより大きな紙、また画像やイラストを美しくプリントできる紙を使用するのもセオリーです。

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ポスターには、A3以上・B3以上の大判紙が使われる

ポスターに使われている紙の一般的なサイズは、A判ではA3~A0、B版ではB3~B0です。
パンフレットなど他の印刷物と比較して大きな紙が使用されるのは、ポスターは写真やイラストなどビジュアルがメインの広告物であるためです。A4サイズやB4サイズの小型ポスターもありますが、A4サイズやB4サイズの紙はポスターよりも、パンフレットやチラシの用途で使われる場合が多いです。A5サイズ以下・B5サイズ以下の紙に関しては、ビジュアルよりも文字情報に重点を置いた書物に使用されます。

A規格/B規格とは

A規格、B規格とは紙の仕上がり寸法の国際標準です。
A0(841×1189mm)から始まり長辺を半分にしたものをA1、A1の長辺を半分にしたものをA2と呼び、以降長辺を半分にするごとにA3、A4と数字が上がっていき、サイズが小さくなるにつれてAの後ろの数字は大きくなります。
B規格も同様に、B0(1000×1414mm)から始まり、サイズが小さくなるにつれてBの後ろの数字は大きくなります。
但し、各国において独自の紙の寸法の規格を用いてる場合もあり、日本もそれに該当します。
A規格は国際標準と同様ですが、B規格は国際標準(ISO)とは異なる規格(JIS)が日本の標準として採用されています。

ポスターサイズの選び方

ポスターのサイズは、どこに貼るかによって自ずと決まります。
ポスターを張るスペースを採寸してA3~A0、B3~B0どれが適しているか調べてみましょう。
既定のサイズでの作成が一般的ではありますが、変型サイズの仕上がりで断裁も可能です。

A3やB3と言われても、実際の大きさの見当がつかないという人は、以下のサイズ表を参考にしてください。
紙のサイズ表、規格(JIS規格)や、それぞれの用途は以下の通りです。

A判  規格(JIS P 0138) 用途 B判  規格(JIS P 0138) 用途
A0  841mm×1189mm 図面、大判ポスター B0  1030mm×1456mm 図面、大判ポスター
A1  594 mm×841mm ポスター B1  728mm×1030mm 大判ポスター
A2  420 mm×594mm ポスター B2  515 mm×728mm ポスター
A3  297 mm×420mm 選挙ポスター B3  364 mm×515mm 中吊りポスター
A4  210mm×297mm パンフレット B4  257mm×364mm チラシ
A5  148mm×210mm 雑誌、教科書 B5  182mm×257mm パンフレット、雑誌
A6  105mm×148mm ハガキ、文庫本 B6  128mm×182mm 書籍
A7  74mm×105mm 手帳 B7  91mm×128mm 手帳

主なポスター用紙の種類

ポスターには、コピー用紙のような薄くてもろい紙は使用されません。屋外に張り出すことも多いため、丈夫で裂けにくい・水に強いといった特性をもつ紙が使用されます。ポスターは鮮明な画像も必須ですから、写真のように美しくプリントできるかどうかも重要です。そしてそれらには、フォト半光沢紙、フォト光沢紙、厚手マット紙、ユポ紙などが該当し、ポスターの用途に適しています。

光沢紙

光沢紙は、表面に強い光沢がある、普通紙(コピー用紙)よりインクがにじみ難い、発色が美しいといった特長をもつ紙です。写真やポスターの印刷に適しています。

半光沢紙

半光沢紙は、フォト光沢紙よりも光沢が控えめな紙です。
光反射を抑えてあるので目がチカチカしにくい(文字が読みやすい)、インクが乾くのが速い、耐水性が高いなどの特長があります。

厚手マット紙

白いマットコート紙で、質感は画用紙に似ています。
印字の精細度が高い、文字が波打ち状態になりにくいといった特長があります。

コート紙

チラシで一般的に使われる用紙ですが、厚めのコート紙はポスターでも利用することがあります。
表面に光沢があり光沢紙同様に写真が大きく載るデザインの場合等に適しています。
また大量に印刷する際は、印刷機の都合上コート紙の方が安価に印刷できる場合があります。

ユポ紙

樹脂から作られているユポ紙は、紙とは思えないほどの丈夫さが特長。
容易に破ったり折り曲げたりできません。水にも油にも耐久性がある、劣化しにくい、燃やしても有毒ガスが発生しないなど多くの特長があり、看板や選挙ポスターなど屋外に張り出すポスターに向いています。

屋内用、屋外用それぞれの用紙の選び方

ポスターの場合、屋外に掲載する機会も多いので、状況に応じて適した用紙をご説明します。

屋内での利用に適した用紙

屋内の利用の場合は、どの用紙でも問題なく使えます。ただし光沢の強い用紙の場合、照明の環境などによっては反射してしまい見えづらくなってしまう可能性などがありますので、マット系や上質紙などの用紙が推奨されます。

屋外での利用に適した用紙

屋外での利用の際は、日光がよく当たる場所なのか、雨に濡れる可能性がある場所なのかなどによって、選ぶべき仕様は変わってきます。
日光が当たる場所の場合は耐光インキの使用することによって、退色速度を遅めることが可能です。耐光とはいっても退色しない訳ではないのでご注意ください。
雨などの水に塗れる場所の場合はユポ紙のような耐水性の用紙を利用しましょう。ただしインクが耐水性のものでない場合は水濡れに対応できない為、用紙とインキも確認するようにご注意ください。
ユポ以外の用紙や耐水性の無いインクでの印刷の場合は、パウチ加工をするなどして水濡れ対応が可能です。

おわりに

ポスターサイズや用紙について説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
ポスター印刷の仕様でお困りのことがございましたらイイチラシへお気軽にお問合せください。

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