色彩学に学ぶ色の役割と理論 – 色はどうやって作られるのか?

色彩学に学ぶ色の役割と理論 – 色はどうやって作られるのか?

色彩学に学ぶ色の役割と理論 – 色はどうやって作られるのか?

色彩学の目的

色彩学の目的は主に色彩の調和にあります。
色彩の調和とは簡単に言うとセンスの良い色の組み合わせ・情報を意図した形で効率良く伝える手段の一つです。
街にあふれる信号機やサインも色彩学の理論に基づいて設計され、私達が生活を快適にしています。
テレビのリモコンの決定ボタン、炊飯ジャーなどの電子機器のパネル、男、女などの区別など情報を一瞬で伝える事が可能なのが色の力です。

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DTPデザイナー・広告関連の職種の方は学ぶべき

DTPとはDeskTop Publishingの略で出版物やチラシ・パンフレットなどのデザインやレイアウトをコンピューターおを使い編集する職種です。

情報をターゲットユーザーにわかりやすく伝える為には色の知識は必須です。

又、印刷業のカラーマネージメントやグラフィックソフトを用いてデザインする場合にも役に立つスキルの一つです。

色彩理論を唱えた過去の有名な偉人

ニュートン

ニュートンはスペクトル(虹色)を発見した人物で有名です。
プリズムを通した光が分光(光が分かれる)され、それぞれの虹の色の元ともされた赤・橙・黄・緑・青・藍・青紫など色彩学に重大な発見をしました。※海外では虹は6色と言われることもあり国よって違います。

オスワルト

ドイツの化学者のオスワルトは、有名なオスワルト表色系を考えた人物
純色(混ざりのない色)に無彩色の白・黒を足す事によるカラー調和システムを考え出した人物。
現代の色彩の調和論の元になる考えを生み出した自分です。

マンセル

アメリカの画家。マンセル表色系という色票を生み出した人物。色彩検定2級ではおなじみの人物。
マンセル色相環という色の指標はあまりにも有名。現在でも使用されている表色系の一種。

ジャッド

色彩の調和論をまとめた人物。色彩が調和する原理を4つの法則に当てはめ色彩調和論を唱えた。
色彩検定でもこの理論は紹介され、有名な調和論です。

色はどうやって作られるのか?

色はどのようにして作られるか?絵具の様に色と色を合わせて作る事を混色と言います。
この混色には2つの種類があります。

光の色(加法混色)

ライトを重ねた色。パソコンやテレビのモニターなどの光で色を再現しているのも加法混色です。
R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色が基本です。
これらを掛けあわせて様々な色を再現できます。
RGBの特性は色を重ねると明るくなるのが特徴です。

色料の色(減法混色)

カラー印刷などインクの色などを減法混色と言い、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色で様々な色を作る事が出来ます。プリンターなどにはK(ブラック)があるのは色料の混色では完全な黒が再現できないためです。減法混色の特徴としては色を重ねるごとに暗くなるのが特徴です。

まだまだある色彩の事

色の組みわせ(調和)や色と認識されるまでの論理など様々な色彩についての知識があります。
これらの情報を知る事でセンス良く色を使いこなせるようになるでしょう。

色彩の知識を手軽に学びたい方は色彩検定2級や3級のテキストを購入する事をお勧めいたします。
色彩検定はデザイン関連の仕事の方から普段のメイクまで応用できる資格です。
書店で読みやすいテキストを買って読むだけで色やデザインに対しての考え方が変わってくるでしょう。

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