スミベタとリッチブラック
スミベタ、リッチブラック、4色ベタの違い
パソコンのモニタで見ても違いが分かりませんが、印刷をするとインクの量が異なるためそれぞれ違った黒色に表現されます。CMYKカラーでデータを作成する際、4色をかけあわせて作成した黒色を「リッチブラック」と呼びます。
スミベタよりも一般的にリッチブラックの方が、美しくしっとりした締まりある黒に仕上がると言われています。ただしリッチブラックは乾きにくく、裏写りが発生しやすくなるという特性があり、納期が延びる可能性があります。
スミベタ(K100%)とリッチブラックの使い分け
スミベタ(K100%)とリッチブラックはそれぞれの特徴を活かし、用途によって使い分けます。細い文字や線にリッチブラックを指定すると、見当ズレ(版ズレ)が発生した際に文字がぼやけ読みにくくなることがあります。
弊社でのデータチェック対象外となりますのでご注意ください。
スミベタ(K100%)で作成されたオブジェクトについて
K100%のオブジェクトは、オーバープリントされます。
こちらの現象を避けるため、黒色を表現させる際は以下の対応をお願いいたします。
データチェックの対象外となりますのでご注意ください。
1.K99%にする
2.K100%+他のインクを1%どれか加える
3.リッチブラックにする