【印刷用語の基礎知識】フライヤー印刷で知っておくべき9の用語

【印刷用語の基礎知識】フライヤー印刷で知っておくべき9の用語

【印刷用語の基礎知識】フライヤー印刷で知っておくべき9の用語

フライヤー印刷に役立つ!印刷用語の基礎知識

フライヤー印刷では、フライヤーのデザインやレイアウトに関する用語のほか、印刷用語についても知っておく必要があります。印刷用語と一口に言っても、印刷知識、作成ソフトの設定、カラーモデルなど、分野が幅広いことから、なかなか一度では理解するのは難しいのでは?

そこで、フライヤー印刷のための用語集として、知っておくと便利な9個を選んで紹介します。言葉を聞いただけでは何のことか解らないけれど、意味が理解すれば目から鱗が落ちる用語ばかりです。

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知っておくと便利なフライヤー印刷用語9選

最近人気のネット印刷通販に注文する際、サイトを見ていて意味が解らない用語を見かけた経験はありませんか?フライヤーのデザインや作成の経験があっても、印刷用語は馴染みがないという人は多いはず。

せっかくフライヤーのデータができあがっても、ちゃんとしたデータが入稿できない!なんてことにならないためにも、まずはフライヤー印刷についての用語をしっかり理解しておきましょう。

【1】オフセット印刷

『オフセット印刷』とは、代表的な「凸版」「凹版」「孔版」「平版」の4つの印刷方式のうち、現在、印刷の主流となっている平版印刷の一種です。

版に付いたインクを直接紙の印刷するのではなく、ブランケットと呼ばれる樹脂やゴムでできたローラーに転写(offset)して印刷することから、版が紙の直接触れないので長持ちするほか、紙の平滑性に関係なく印刷ができるというメリットがあります。

【2】フォントのアウトライン化

フォントデータを使って表示している文字を図形化する『フォントのアウトライン化』は、Illustratorで印刷データを入稿する際に必要な設定です。

文字を表すフォントデータには、「表示するためのデータ」と「印刷するためデータ」の2つの種類があります。入稿データで使われているフォントデータが印刷する側にない場合、文字化け等のトラブルの原因となることから、あらかじめフォントをアウトライン化することによって、文字をフォントではなく図形として印刷するのです。

【3】完全データ

ネット印刷通販では、データ入稿後にそのデータが印刷可能かどうかのチェックが行われます。そのデータチェックの際、修正の必要がなく、すぐに印刷が可能だと判断されたデータを『完全データ』と呼びます。

反対にデータチェックで、修正が必要だと判断されたデータは「不完全データ」と呼ばれ、修正後の再入稿が求められます。データを正常に開くことができないフォントがアウトライン化されていない注文のサイズとデータのサイズが異なるなど、不完全データと判断される理由はさまざまです。

【4】モアレ

『モアレ』とは、格子模様や縞模様のような、規則正しい模様を重ね合わせたときに新しくできる縞模様のことです。印刷の際、モアレを完全に防ぐ方法はないといわれていますが、画像の拡大や縮小を避けるほか、トーンの重ね貼りや回転を行わないことで、モアレの発生を抑えることができます。

【5】トンボ

『トンボ』とはトリムラインとも呼ばれ、紙を断裁するための目印のラインのことをいいます。印刷の際、実際よりもサイズの大きい用紙に印刷後に指定サイズにカットすることから、断裁ライン(内トンボ)を設けることでデータを作成する範囲を決めるのです。

作成データを内トンボよりも内側に作成してしまうと、カットした用紙が白くふちどられたように仕上がってしまうことから、作成データは断裁ラインまで作成しておく必要があります。

トンボ

また、実際に断裁したラインが内トンボよりも外側にずれてしまった場合、データが内トンボまでしか作成されていないと、同様にカットした用紙のふちが白く仕上がってしまうことから、内トンボよりも外側にカットされることを想定した断裁ライン(外トンボ)を設けているのです。

トンボ

【6】ヌリタシ

『ヌリタシ』は、印刷後に用紙が断裁される際に、実際に設定されている断裁ライン(内トンボ)よりも、外側にカットされる場合を想定したライン(外トンボ)まで、あらかじめデータを作成しておくことをいいます。内トンボよりも外側のエリアを「塗り足す」ことから、そのように名付けられました。

ヌリタシ

【7】文字切れ

ヌリタシは、用紙が内トンボよりも外側に断裁される場合を想定して行いますが、反対に内トンボよりも内側に断裁されることで起こるのが「文字切れ」です。文字や画像が内トンボの近くにレイアウトされていると、断裁が内側にずれた場合に、必要な文字や画像も一緒に切られてしまいます。

文字切れ

内トンボよりも3mm以上内側に文字や画像をレイアウトしておくことによって、文字切れを防ぐことができます。

【8】ヘアライン

『ヘアライン』とは線幅が0ptに設定されたラインのこと。ヘアラインは、画面上では線として表示されていても、実際に印刷する場合に消えてしまう可能性があるので注意が必要です。このような印刷時の線の消失を防ぐためには、最低でも線幅を0.3pt以上に設定しておくことをおすすめします。

【9】天地指示

表面と裏面の縦横の向きが異なる場合や、「キャストコート紙」のように面によって加工が異なる用紙を使用するなどに必要なのが『天地指示』です。文字通り用紙の上側を「天」下側を「地」として、用紙の上下に対する印刷面を指定。天地指示を行わないと、意図した向きと違った仕上がりとなることがあります。

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